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腕部可動軸の改造(その4)

さて、前腕の可動部を改修したら、上腕部の方も俄然気になって来ました。肩とヒジの関節部分が左のように同一方向にしかスイング出来ない構造になっているので・・・
左のように、上腕を前に出した状態では、ヒジが内側にしか曲げられないのです。これではいわゆる「脇が甘い」状態になってしまい、力強いポーズが取れません。
そこで上腕部の赤い矢印で指した部分に、可動軸をひとつ追加することにしました。
まずは左の位置で、上腕パーツを切断します。
切り離した上腕の、半球部分の内側にピッタリ合う大きさに、1mm厚のプラ板を丸く切り出します。
上で用意したプラ板を、左のように半球部分の切断面に接着し、可動軸を立てるためのガイドとして、中央に3mmのピンバイスで穴を開けます。
垂直に立つように気を付けつつ、3mmプラ棒をガッチリ固定します。こういった強度を要する工作には、プラリペアが最適です。
プラ棒の接着が硬化したら、可動のためのポリキャップを仕込みます。ここで作業を容易にするため、左のようにもう1ケ所にノコギリを入れて切断しました。
短く切ったプラ棒にポリキャップをはめ込み、リング状になった上腕中央部分のパーツを仮組して位置を調整し、リング状パーツの中に、プラリペアでポリキャップを固定します。
ポリキャップを仕込んだリング状パーツを、可動軸を立てていない側の半球状パーツに接着すれば、左のようにヒジ側での左右への回転が可能になるわけです。

ここまでの加工により、脇を絞めた上でヒジを前に振り出したポージングが可能となりました。
このページ最上段の画像と見比べていただければ、この加工の意味がおわかりいただけると思います。人間が「着用」するという設定のパワードアーマーですから、こういった細かい部分にもこだわって、より自然な雰囲気を演出してやりたいところですよね。皆さんも是非、がんばってみてください!

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