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これはMGガンダムマーク2の前腕部のパーツです。右下の方に盛り上がっていたモールドを裏側からパテで裏打ちして、デザインナイフで削ぎ落としたところです。左から中央にかけて白っぽくなっているのは、ヒケの部分に500番のサフが塗ってあるためです。 |
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次に、削り落としたモールドの上にも、500番サフを塗り付けてやりました。ただ乗せるのでは無く、削った部分にすり込むように塗り付けています。 |
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最低でも24時間は放置、完全に乾燥させてから、2ミリ厚のプラ板に320番の耐水ペーパーを貼ったもので、平面が出るよう気を付けながら、パテを塗った面を磨きました。ヒケや傷があった部分に、サフが白っぽく残っているのがわかりますね。こうして、へこんでいた部分がサフ(溶きパテ)によって埋め立てられたわけです。この後、400番と600番の耐水ペーパーで、エッジを殺さないよう注意しながら、磨き上げました。 |
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600番のペーパーがけの後、1000番のサフ(ベースホワイト)を吹き付けたものがこちらです。この画像でははっきり確認出来ませんが、非常になめらかな表面が出来上がっています。ここまでの作業が、いわゆる「下地作り」になるわけですね。何とも面倒なことこの上ない作業ではありますが、これをやったとやらないとでは、作品の仕上がりが断然違って見えるのは間違いありません。 |