その2
パーツの型取りと複製
Part5
いよいよシリコンゴムを流し込み、実際に型の製作を
行ないます。硬化までの時間的な余裕は充分あります
から、焦らずゆっくり作業を進めましょう。
硬化剤をたらしたシリコンゴムを、
割り箸で撹拌します。この際、空気
が入り込まないように、ゆっくり、
しかし硬化剤がよく混ざるよう確実
に、かき混ぜて下さい。
上2点の画像、ちょっとわかりにくいのですが、爪楊枝を使って、シリコンゴムを
部品のまわりから少しずつゆっくりと流し込んでいるところです。糸のような細さ
で、ごく少量ずつ流し込むことで、空気(気泡)が入るのを出来るだけ防ごうとし
ているわけです。複製する部品が完全に見えなくなるまでは、このようにして慎重
に、型枠内にシリコンゴムを移して行きます。
両方の型枠に、同じ要領で慎重にシリコンゴムを流し込んで行きます。
部品が完全に隠れてしまえば、あとはある程度大胆に流し込んでかまいません。流し終えたら、なるべく平坦な場所に置いてください。
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