その6

パーツの型取りと複製
上級編

Part2

まずはある程度の厚みがあるしっかりした板(ここでは2mm厚のプラ板を使用)の上に、左のように油粘土を平たく伸ばします。

粘土の中央を画像のようにえぐりこみます。

パーツをしっかりと押さえ付け、半分ほどめりこむようにします。

パーツと粘土のすき間が開かないよう、分割線となるラインにしっかりと粘土をつめこみます。今回は複雑な形状のパーツを複製するため、画像のように粘土を盛り付けました。

図のように、赤い矢印の部分がすき間なく埋まっているようにしてください。粘土の表面はなめらかな方が望ましいのですが、厳密な平面を出す必要はありません。

上の状態を側面から見ると、こうなっています。

パーツの周囲に、割りばしの先端を使って、ダボ穴を作ります。4〜5mmほどの深さがあれば充分です。

粘土の外周に合わせた寸法で方眼紙を切り出し、シリコンを流し込むための壁を作ります。ここでは方眼紙を使っていますが、ある程度の厚みがあれば、他の紙でも大丈夫です。

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