その9

エポキシパテ入門

Part5


混合から1時間半ほど経ちました。左の画像は、まだ何もしていない状態です。
S字に曲げたエポパテの棒を指でつまんで、内側に軽く押して曲げてみます。若干の反発力は感じるものの、グニャッという感じで曲がります。耳たぶ程度の固さといったところでしょうか。

上の画像のように曲げても、指を離せば左のような状態にまで復元します。どの程度の固さになっているかがイメージ出来るでしょうか。

下段左の画像は、スパチュラを押し付けた後の状態ですが、わずかにへこみがつくだけで、かなり固くなっているのがわかります。

下段右、カッターの刃を入れたところですが、薄くなった側がまっすぐになっていることから、先の状態から大分硬化が進んでいるのがわかりますね。イメージ的には、少しやわらかめの石鹸を切ったような感触になっています。

ちょっと半端ですが、混合から2時間40分ほど経ちました。

右、S字状のエポパテを曲げようとしているところですが、指の腹のへこみ具合で、どれくらいの力を加えているかがわかるでしょうか。この段階になると、若干の柔らかさは残っているものの、もはや粘土という印象は消え去り、硬質のゴムをいった感触になっています。

下段左、もはやスパチュラを押し付けても、まったく跡が残りません。

下段右、先の2点の画像のように、カッターの刃を途中で止めようと思っていたのですが、かなりの固さのため、勢い余って切り離してしまいました。カッターで荒削りするなら、この段階が最適な固さだろうと思います。

左は、棒状に丸めたエポパテを、カッターで両断したものです。約半分まで刃がもぐったところで、残りの部分は折れてしまった格好になりました。素材の「粘り」が、かなりなくなって来ていることがわかりますね。


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