その9

エポキシパテ入門

Part3

使用前の下ごしらえとも言える、前ページまでの作業が済んだ
ところで、実際にA剤とB剤を混ぜ合わせ、エポキシパテとい
う造型剤がどのように硬化していくかを、時間の経過にそって
ご覧いただこうと思います。同じような画像ばかりで、退屈な
ページになるのは必至ですが、この流れを理解しておくことが
エポパテと上手に付き合うための第一歩になるので、しばらく
の間ご辛抱の上、おつき合いくださいませ。        


A剤、B剤それぞれを用途に合わせて、同じ分量だけタッパーから取り出します。今回は単なるテストなので、親指の頭くらいの分量をそれぞれ取り出しましたが、もっと多くの量を混ぜ合わせても、硬化までの状態はほとんど変わりません。
バックに見える方眼は、ヒトコマが10mm四方の大きさですので、それぞれのパテの大きさがおわかりいただけますよね。同じ量と言っても、だいたいの目分量で大丈夫。それぞれの量によほどの差がない限り、ちゃんと硬化してくれます。
このA剤、B剤を、おもむろにグニュッとくっつけます。
硬化までの時間の流れがわかるように、携帯電話の時計を写し込んでみました。だいたい10時30分からの作業開始ということですね。
しかし、裸のヒゲ親父が待ち受け画面になっているというのは、どういう趣味なんでしょうねぇ(^_^;)
上の状態から、ひたすらこね合わせることしばし。左のように、完全に均一な色になれば、A剤とB剤の混合作業は完了です。
この段階ではまだ、皆さん良く御存じの「油ねんど」とほぼ同じような状態になっており、左のように、ねじったり、薄くのばしたりするのも自由自在です。ただ、素材そのものにさほどの「こし」がないため、この段階でいきなりロボットの顔を作るというのは、少々難しいかと思います。
上のパテを、とりあえず左のような形に整えてみました。直径3mm程度の棒を2本と、厚さ3mm程度の板というわけですね。
唐突に登場したのは、数年前に雑貨屋さんで購入した、1000円の電気スタンドです。模型製作時に手元を照らすライトとして重宝しているのですが、今回はエポパテの硬化時間を短縮させるために、この電気スタンドを使います。
左のように、ある程度熱に強い空き瓶や空き缶等(今回は、ジャムの空き瓶を使用)の上にエポパテで作った棒と板を乗せ、電気スタンドの電球から20cmくらいの距離を保つようにセッティングします。


上の項で解説しているように、電球の熱で暖めているの
は何故かと言いますと、エポキシパテは気温が低いと、
なかなか硬化してくれないという性質があるためなので
す。言うまでもなく、夏の間はこのような必要もないの
ですが、この項の画像は10月末頃に撮影したものなの
で、今回のような措置をとっているのです。ただ、高温
で過熱すれば、それだけ早く硬化するというものでもな
く、硬化後に削るとボソボソになってしまうことがあり
ますので、注意してください。では、次のページから、
エポパテの硬化の度合いを、時間を追って検証します。

BACKNEXT