前ページで作ったターレット用の軸パーツを、左のようにパーツE32に接着することになります。

もちろん、いきなり接着するわけには行きませんので、左のようにターレットを差し込んだ状態でしっかりと位置決めを行った上で、瞬着を使ってガッチリと固定するわけです。こういった作業を、現物合わせと言うのですね。

軸パーツの接着がしっかり固まったら、前後パーツを接着してヘルメット状になったA13とE32パーツをかぶせて、モノアイの位置関係をチェックしてみましょう。下段左右のように見て、モノアイが三白眼になっていたり、下がり過ぎて笑ったような表情になっていなければオッケー。問題があるようなら、ターレットの底面をプラ板で底上げするか、削り込むかして調整しましょう。

さて、これも1/144では必要ないのではと思われる、モノアイシールドを製作します。先に作っておいたヒートプレス用の原型を、左のように適当な「細長いモノ」に、強力な両面テープでしっかり固定します。「細長いモノ」そのものも、作業台にしっかり固定しています。

ヒートプレスで透明パーツを作るなら、塩ビ板が最適。でも、塩ビ板なんてどこで売ってるの? と思われる方が多いと思います。今回用意したのは、昨年の夏に購入した、子供用水中眼鏡が入っていたパッケージに使われていた、透明のカバー。皆さんも日常の中で、こういったカバーに入った様々な商品を無数に目にしているはずですよね。この透明カバーが、実は塩ビ板なのです。これからは、捨てないでとっておきましょうね〜。

その塩ビ板をライターの10〜15cmくらいの距離から火であぶり、やわらかくなったところで一気に原型に押し付けます。このあたり、もっと詳しく解説したいのですが、塩ビ板が透明なのと、作業が一瞬で終わるのとで、説明用の画像が撮影出来ないんですよね・・。

で、塩ビ板が冷えて硬くなったら、原型から外して、必要な部分を切り出します。表面を傷つけないよう注意しつつ、まずはおおまかな形に切り出しましょう。

その後実際に使うサイズに合うよう、良く切れるハサミで少しずつ切って形を整え、モノアイシールドの完成です。何しろ透明なので、画像がわかりにくいこと・・・

上のパーツを組み合わせた状態。ターレットとシールドのクリアランスがおわかりいただけるでしょうか。この後ターレットの軸には小さく切ったアルミ製のキッチンテープを張り付ける予定です。軸の外径が3mmなのに対し、ターレット中央のパイプが内径3.5mmなのは、この理由からです。

ヘルメットパーツをかぶせると、左のようになるわけです。MG等では、モノアイ単体がレールにそって移動するような解釈を採っていますが、透明のモノアイシールドの内側で、モノアイを内臓したターレットが回転するというこの形が、渋川の考えるモノアイまわりの構造なのです。また、模型的にも、ピンクの透明アクリル棒を埋め込んだことで、正面から見ると奥の方からボウッと光った感じが楽しめます。手間はかかりますが、こだわり派の方には是非ともお試しいただきたい工作ですね。

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