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左は、胴体と両肩のパーツを仮組みした状態ですが、私の中のゲルググのイメージからすると、赤で示した部分の幅が広過ぎるような気がするのです。 |
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左はマスターグレードシリーズのゲルググですが、こちらは設定や劇中から感じる「上半身の窮屈さ」が再現されているように思えます。 |
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上で述べた「窮屈さ」を手に入れるため、胸部パーツC2に幅詰め加工を施してみましょう。 |
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左のように胸の中央部と、両肩の軸が付いた部分をそれぞれ切り離します。黄色い矢印で指したところは、切断後に削り込む必要がある部分です。 |
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背中側のパーツB13も、左のように両肩を切断し、矢印で指した部分を削り込みます。上段のパーツC2も同じですが、削り込む量は、現物合わせで様子を見ながら調節しています。 |
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切断と削り込みの作業を終え、それぞれのパーツを組み合わせてみます。このページ最上段の画像と見比べていただければ、少し肩幅が狭まっているのがわかると思います。 |
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ちなみにパーツB13の内側、白く見える部分は、そのまま作ると完成後にポッカリと空間が見えてしまうところなので、0.3mm厚のプラ板を貼り付けて塞いでいます。無改造で組み立てる時も、これだけはやっておくと良いでしょう。 |
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単純に肩幅を詰めた結果、胸まわりを上から見た際の、黄色で示した部分の幅が狭すぎることに気が付きました。(注:上でプラ板を貼り付けて塞いだ部分の意味がおわかりいただけるでしょうか) |
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そこで、肩の内側の面をそれぞれ左のように、瞬間接着剤で裏打ちしてから、プラの肉厚ギリギリまで削りこんでやりました。 |
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ここまでの加工により、当然のことながら襟もとにあたるパーツC6が、そのままでは組み付けられないようになっています。 |
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そこで、左画像の赤い楕円で囲んだ部分を現物合わせで削り込み、ピッタリはまるようにしました。 |
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先に組んだ頭部パーツを乗せて、バランスを確認。加工前にこの状態を撮影しておかなかったのが悔やまれますが、かなりバランスが良くなっていると思います。 |
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以上の加工を終えた胴体パーツに、肩、腕、頭を組み付けてみました。全体的なバランスが、マスターグレードのそれに近付いて、よりゲルググらしくなっているのではないかと思います。キットをお持ちの方は、パッケージや組み立て説明書の写真と見比べてくださいね。 |