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腕部可動軸の改造(その1)

左は、キットの腕まわりのパーツ構成です。左右に分割された筒状の前腕パーツに、肘側と手首側にそれぞれ、半球状の軸受けパーツが挟み込まれる形になっています。
赤い矢印で指した部分、筒状パーツの内側に刻まれたレールのようなへこみに、半球状パーツ表面から突き出したピンがはまり込み、前後方向へのスイングと、左右方向への回転を可能にしているわけです。可動軸としてはなかなか合理的な構造ですが、このまま組むとなると、塗装や合わせ目処理がやりにくく、仕上がりを損ねることにもなりかねません。そこで、筒状パーツを接着してから、半球状パーツを後ハメ出来るよう、工夫してみることにしました。
左は、肘側の軸受けになる半球状パーツです。まずは両側面に突き出たピンを、デザインナイフでそぎ落としてしまいましょう。
そぎ落としたピンがあった位置に、2mmのピンバイスで両側から穴を開けてやります。
左は、1mm厚のプラ板から作ったパーツです。はじめに2mmの穴を開けてから、画像のような形になるよう、デザインナイフで切り出しました。この妙な形のパーツをどう使うかというと・・・。
半球状パーツに開けた2mmの穴に、外径2mmのプラ棒を差し込み、内側に突き出したプラ棒に上で作ったパーツをはめ込みました。
両側の穴に、上と同様の作業を行います。この妙な形のパーツは、半球状パーツをスイングさせるための支柱になるわけです。

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