番外編その2

FGザクの肩部幅詰め加工

Part3


何かいきなり白くなってますが(汗)溶きパテが乾燥した後、320〜600番の耐水ペーパーで表面を仕上げ、ホワイトサーフェイサーを吹き付けたところです。丹念に溶きパテをすり込んだはずなのに、まだ小さい気泡が目立ちます。
仕方ないので、もう一度溶きパテを塗り付けます。今度はあまり厚塗りしないよう、気泡の部分を中心に塗っています。
ニ度目のペーパーがけを終えました。薄いグレーに見えている部分に、溶きパテが残っているわけですね。ちなみに、溶きパテを塗った面へのペーパーがけで注意したいのは、もとのパーツの材質であるプラスチックよりも、パテの方が柔らかいということです。
そのため、加工部分に漫然とペーパーを当てると、パテの表面が先に削れてしまい、あからさまな段差が生じてしまうのです。上と左の画像で、溶きパテが残っているところは、最初のペーパーがけで余計に削れてしまった、恥ずかしい部分というわけです。
今度こそ、の願いを込めて、再度サフを吹き付けると、今度は大丈夫でした。もしこの段階でも、まだ気泡が目立つようなら、もう一度溶きパテをすり込んでペーパーがけを行なう必要があります。ただ、あまりこの作業を繰り返すと、サーフェイサーの厚みで、パーツの表面がぼってりした印象になってしまうので注意したいところですね。



以上の工程を経て、肩幅を縮める作業が終了しました。
加工前の画像と見比べると、ずいぶん印象が変わってい
ると思います。ここではFGザクの肩回りを例に、切断
と接合の基本的工作を紹介しましたが、相手がプラスチ
ックである限り、それが太ももの短縮でも、フロントス
カートの延長でも、まったく同じ要領で行なえるはずで
す。切り離したパーツの接合面を消すといっても、既に
紹介している、パーツの合わせ目の消し方と、根本的に
はまったく変わらないのです。要は、いったん切り離し
たパーツどうしを、いかに違和感なくつなぎ合わせられ
るかということですから、丁寧な仕上げを施すという以
上に、難しいことなど何もないのです。合わせ目を消し
た作り方に慣れて来たら、是非とも挑戦して欲しい工作
ですね。もちろん、必要のない部分を切り刻む必要は、
ありませんけどね(笑)              


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