次に、自作した首パーツを胴体にセットするための工作を行います。まずは首に使用した6mmパイプがスッポリ収まる、内径7mmのアクリルパイプを用意しました。もちろんこれも、たまたま持っていたものですが、やはり日頃からこういった材料をストックしておくと便利ですね。

この内径7mmのパイプを、襟もとになるパーツC6の裏側に、穴位置を合わせて固定します。

すると左のように、胴体に首を差し込む際のガイドになってくれるわけです。また、このパイプをセットするため、本来の首となるポリパーツPC-Kを挟み込む部分の切り欠き(黄色い矢印で指した部分)を、大きく抉っておきました。

以上の作業により、上段左右の画像のように顔面が上を向いた状態が作りだせるようになりました。左の画像で、どの程度の上向き角度が付いているかがおわかりいただけると思います。

もちろん、上を向いた状態を正面から見ると、このようなみっともない状態になっているのですが、アングル限定で楽しむための工作と割り切っていますので、これはこれでオッケーなわけです。

モノアイ可動と、首の上下可動を可能にするという同様の加工(パーツの構成は異なります)を施したHGザクの頭部と並べてみました。人型のモビルスーツという模型において、頭という部分は特に見る人の視線が集中する部分です。ハッタリを効かせるためにも、頭部のディティールアップというのは、非常に効果的だと思います。よりカッコイイ完成品を作り上げるために、是非皆さんもがんばってくださいね。

続きはしばらくお待ちください

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