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インテイクの改造(その2)

次に、インテイクパーツをそれらしく演出するためのルーバーを作りましょう。ルーバーという呼び方が適切かどうか、ちょっと自信がないのですが、とりあえずはこの呼称で話しを進めます。まずは加工済のインテイクパーツと1mm厚のプラ板を用意します。

油性の細書きマジックペンで、左のようにインテイクパーツの内周よりもやや小さいアタリを書きます。

適当に書きなぐったアタリを、左のようにある程度の平行と垂直に書き直し、それにしたがってピンバイスで穴を開けました。ここでは比較的正確な形状が必要なので、先の開口作業と違って、慎重に作業を進めます。

上で開けた穴をガイドに、ヤスリ等で左のよう穴を開けました。ここではまだ、開口部の内側を磨く必要はありません。

開口したプラ板に、同じ1mm厚のプラ板を2枚重ねて接着します。ここでは瞬間接着剤でガッチリ貼り合わせましたが、乾燥時間がゆったり取れるなら、溶剤系接着剤でもかまいません。

接着剤が完全に硬化したら、最初に開けた穴に合わせて、3mm厚になったプラ板をくり抜きます。この加工の終了後に、開口部の内側の面を磨いておきましょう。ここまでの作業が済んだら、開口したプラ板にインテイクパーツを重ね、シャーペン等で内側の形のアタリをつけます。

上でつけたアタリに従い、開口したプラ板の穴の外周を切り飛ばし、インテイクパーツの内側にピッタリはまる大きさになるまで削りこみます(下段左右の画像参照)。現物合わせで慎重に削って行きましょう。このパーツは、これから作るルーバーのフレームになります。

ルーバーを作る前に、スカスカになっているボディ側の内部に詰め込むためのパーツを作っておきましょう。まずは左のように、1mm厚のプラ板に適当な大きさの四角い穴を開けておきます(作業的には、このページ前半とまったく同じ要領で進めています)。穴の形状は、上で作ったルーバーのフレームに準じたものにしたおきましょう。

穴を開けたプラ板の裏側に、手近にあった真ちゅうのメッシュを接着します。瞬着を流し過ぎるとメッシュの網目が塞がってしまうので、慎重に接着します。瞬着が硬化したら、先の作業と同じ要領で、メッシュを貼ったプラ板を下のような状態に削り出します。

メッシュを貼った側に、1mm厚のプラ板を立てて接着し、左のような状態を作ります。接着の硬化後、余分なプラ板を切り飛ばして形状を整え、下のようにボディ側にセット出来るよう、側面形状を斜めに削り落としておきます。

出来上がったパーツの側面に、プラ板でそれらしい張り出しを追加。メッシュの内側にも、適当なジャンクパーツを配置してみようと思います。これで、ボディ側に内蔵する部品は完成とします。

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